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2011年9月 4日 (日)

音楽療法勉強会に参加してきました。

typhoonrain台風から一夜明けて…

sun快晴!といいたいところですが、まだ曇り空cloudで、風がかなり強いtyphoon一日でした。

倉敷市内でも、川が増水して、水に浸かった地域もあったというのを、今日になって知り、びっくりsign03

大変な台風だったようです。

皆さんのところ、大丈夫ですか?

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さて…本日は、

先日オンエアで、ご紹介いただいた

「倉敷音楽療法研究会」主催の「第3回音楽療法勉強会」に参加してまいりました。

音楽療法…という世界は、やもりんにとっては非常に興味のあるジャンルですが、奥が深く、どこまでも勉強なのだということを感じる世界ですflair

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↑会場は、老松町にある、倉敷平成病院となりの「倉敷在宅総合ケアセンター」です。

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↑受付で資料を頂くときに、飲み物とお菓子までついていました。

細やかな心配りに、嬉しくなりました。

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↑倉敷平成病院・音楽療法士の田中さんの司会で勉強会開始です。

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↑倉敷音楽療法研究会会長の「江島幹雄」先生のご挨拶です。

江島先生は、倉敷アカデミーアンサンブルの常任指揮者でいらっしゃいますが、たくさんの音楽のご指導にご尽力され、倉敷市立短期大学の学長でもいらっしゃいます。

江島先生のお話によると、この勉強会は、今年からはじめられた取り組みだそうです。

音楽療法に関わっている方や、目指している方や、興味のある方にとっては、非常に意味のある勉強会だと思います。

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今日のテーマは、「緩和ケアの音楽療法」という内容です。

最初に、岡山県北の「真庭市」にある、金田病院の副院長でいらっしゃる、

「三村卓司」先生の講演で、

「がん診療とコミュニケーション」といった内容のお話でした。

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↑三村先生は、趣味のバイオリンは、プロ級の腕前だそうで、会長の江島先生とは古くからのお付き合いなのだそうです。

そういった、お人柄を感じる楽しいお話からの導入で、「緩和ケアとは?」と、わかりやすくお話くださいました。

医療現場でのコミュニケーションをうまくとることは、患者さんの気持ちをうまく引き出し、心の不安や、痛みを緩和するのに、とても大切なこと…。

がんの患者さんに、告知をすることは、その人の人生がうまくいくように変化させるために行うもので、告知することで不利な結末になるならば、告知はするべきではない…。

チーム医療の大切さ、スペシャリストがチームを組むことで、
1+1<2 の力になるのだということ…。

などなど、専門の立場からのお話は、とても勉強になりました。

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続いては…

倉敷第一病院 緩和ケア認定看護士の「藤田千尋」先生の

「緩和ケア病棟での音楽療法の紹介」のお話でした。

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↑藤田先生とは、実は、やもりん25年位前からの古いお知り合いです。

久しぶりにお会いすることができて、とても嬉しかったと同時に、

ホスピスという、人生の終末の患者さんを支えて、最前線でご活躍されている様子を拝見し、とても元気を頂きました。

倉敷第一病院の緩和ケア病棟は、3年半前に出来た施設で、藤田先生は、立ち上げからずっと関わられているお一人です。

ここでは岡山県内で唯一「音楽療法士」が、勤務している緩和ケア病棟なのだそうです。

意外と、音楽療法士は、まだまだ浸透していないのが現状だとか…。

「緩和ケア」は、全人的ケアで、「あなたらしさ」を大切に考えているものであり、

ホスピスにおける「緩和ケア」は、患者さんの痛みや苦しみを緩和させること…病気になってしまったけれど、良かったと思える人生だったと、その方の人生を肯定することが大切で、

さらに、残された家族は、最後の別れを乗り越えて前に進まなくてはいけないので、ご家族に対しても同じように「緩和ケア」なのだと…

「その人らしさ」にそっと寄り添う、ケアが大切なのですよ…とのお話でした。

音楽療法についての、実際の症例をお話くださいましたが、お話を聞いていて、両親が亡くなったときのことを思い出し、やもりんは、涙がこぼれました。

いつか人は「死」を迎えるわけですが、死に行く者も、看取る者も、辛い別れです。

音楽を通じて、懐かしかったり、温かい気持ちになったり、または生きる希望を感じたり…音楽の力ってすごいんだなあ…とあらためて思いました。

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会場には、20人ほどの方がこられており、お二人の先生の講演のあとは、ディスカッションタイムでした。

こられている皆さんの中には、歯科医の先生もおられ、痛みの緩和についてご自身が考えておられることもお話下さったり、プロの演奏家の方の、音楽療法についてのお考えや、また介護福祉士という立場からの取り組み、または介護施設経営者の立場からのお話など、さまざまな職種の皆さんのご意見が、聞けて興味深かったです。

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↑先日やもりんの番組に、ご出演いただいた薬剤師の羽田さんが、ディスカッションの進行役でした。

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↑同じく、先日ご出演下さった、バイオリニストの江島先生も、ディスカッションでは、心に響くことをおっしゃいました。

「音楽療法士は、質の高い音楽を提供することが大切。
ただ技術だけでなく、人の心に共鳴する音を出すことが とても大切です」

TPOにあわせた…その場所、その人、雰囲気、時間などを読み取って、それにあわせてコーディネイトした音楽療法が必要なのだとお話し下さいました。

確かに、今日のようなテーマの「緩和ケア」の場においての音楽療法は、真剣な取り組みが必要です…失敗はゆるされません。

相当な覚悟を持って、臨まなければいけないでしょうし、そのためには、常に自分も精進しなくてはならないと思います。

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色々な課題を投げかけられたような気がしますが、音楽療法というものの難しさを感じたと共に、素晴らしさも感じることの出来た勉強会でした。

主催者のみなさま、本当にありがとうございました。

講師の先生方もありがとうございました。

今回、参加させていただき、お知り合いになれた皆様にも感謝です。

今後ともよろしくお願いいたしますconfident

(それから、本日の写真、どれもうまく写せてなくて、申し訳なかったです。お許しくださいね)

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コメント

この勉強会、第1回からずっと行きたいと思いながら、毎回何かと重なってどうしても行くことができてません。
詳しいレポート、ありがたいです!
相変わらず、あちこち精力的に勉強しているのね(^-^)

投稿: あくぃら | 2011年9月 5日 (月) 07時55分

>やもりんさま

先日は番組で勉強会の紹介の時間を
いただき、ありがとうございました。
そして日曜日もご参加いただき、
さらにこんなに詳しいレポートを
ありがとうございます。嬉しいです。
やもりんさんはレポートがお上手ですね。
読んでいて、うん、うん、そうだった、
と思い出しました。

お知り合いになれたこと、嬉しく思います。
これからもよろしくお願いいたします。
(^_^)


投稿: 羽田貴子 | 2011年9月 6日 (火) 22時06分

>あくぃらさま

初めまして。倉敷音楽療法研究会の
お手伝いをしています羽田です。
次回は11月27日14時から
障害児をテーマに作陽音大の柿崎先生
をお迎えして勉強会を予定しています。
ご都合よろしければぜひお越しください。
お会いできることを楽しみにしております。

羽田

投稿: 羽田貴子 | 2011年9月 6日 (火) 22時10分

あくぃらさーん!
コメントありがとうございます。

そうだったんですね…
私も今回、初めて参加させていただきましたが、とてもためになりました。
でも定期的に行われている勉強会ですから、またご一緒しましょうね!

ところで、ご実家、台風で大変だったんですね…翌日、近くを通ったのですが、窓を開け放してあったので、もしや…浸かった?と、気になっていました。
お見舞い申し上げます。

投稿: やもりん | 2011年9月 6日 (火) 22時42分

羽田さま~。
コメントありがとうございます。
先日は、番組へのご出演、ありがとうございました。
そして、勉強会では、皆さんが真剣に取り組まれているのが伝わり、私もとても勉強になりました。
自分の今の立場では、何が出来るんだろう…とか、何をするべきなんだろう…といった、漠然とした思いなのですが、いつか自分の音楽が、誰かのお役に立つことが出来たら幸せだなあと思う日々です。
また、参加させてくださいね。よろしくお願いいたします。

それから、あくぃらさんへのコメントもありがとうございます。
彼女は、私の中学時代からの友人で、支援学校で長年教員をされている、とても素敵な女性です。勉強会に参加することが出来たら、羽田さんに是非ご紹介させていただきますね。

最後に、私も羽田さんと素敵なご縁をいただけてとても嬉しいです。
こちらこそ、よろしくお願いいたします。

投稿: やもりん | 2011年9月 6日 (火) 22時55分

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